JA遠州夢咲では「利用者様の今の生活を維持・向上できるようにこうしたい・こうありたいを共に考え、利用者様の夢を拓(ひら)きます」を理念に掲げ自立支援に向けた福祉事業を実践します。

デイサービス利用時間の全ての生活・活動が “リハビリテーション” です

デイサービスに到着したら、自分の靴箱を探して、手を伸ばして靴を取り、イスに座ってご自分で上靴に履きかえます。
これにより“記憶力・探索能力・体幹を前傾した立位バランス能力・手指の筋力”などの心身機能を使っていることになります。

ご自分で健康管理をします

ご自分で体温、血圧、脈拍を測定し、ご自分で用紙に数値を記入することで“健康管理”を再認識することになり、“数値の読み、書き”の練習にもなります。

JAデイサービス職員は、利用者様がいつまでも元気に活動できるようお手伝いをさせていただきます。そのため、皆様の「できること」まで介助をして「できなく」してしまうような介助はいたしません。
「できない」ことは「できる」ようにお手伝いいたします。

デイサービスでの1日の活動予定を自分で選びます

JAデイサービスでは、1日の過ごし方をご自分で決めてもらいます。
本人が興味のない集団レクリエーションに強制的に参加する経験をなくし、ご自分の好きな活動を選んで過ごすことが出来ます。

仲間と一緒に活動を選べます

1日を通した選択活動がたくさんあります！

長年、仕事として働いてきた野菜作り、草むしりをJAデイサービスの菜園でも行うことができます。 “野菜作りの知識（種まきの時期，育成の工夫など）・土を触る安心感・体力や持久力・立位～しゃがみ動作のバランス・手指の筋力”などをデイサービスでも養うことができます。

ご自分で昼食の配膳や下膳を行います。
立って両手でお盆を持てない方は、ワゴン車に乗せることで運搬ができます。
“運搬歩行能力、仕分け能力（認知）、手のリーチ範囲、立位バランス”などの要素の練習になり、ご自宅でも下膳が出来るようになった利用者様も多数いらっしゃいます。

家事動作として“洗濯物干し練習、調理練習、掃除練習”などを行ったり、日常生活動作として“入浴練習、トイレ動作練習”などを職員と一緒に行うことができます。

機能訓練として、手足の運動・体操や外出練習、階段昇降練習をしたり、頭の体操や創作活動を行うことで、 “手足の筋力強化、目と手の協調性、手の巧緻性、手のリーチ範囲、注意機能（選択能力，持続力，分配能力）、記憶力、視覚認知、聴覚理解、判断力、構成能力、情緒機能（発散・抑制）、他者との交流技能“ などを養うことができます。

家屋評価・生活動作の評価

また、JAデイサービスでは、利用者様がご自宅の環境で主体的に生活できるように機能訓練指導員（作業療法士）の訪問による家屋評価・動作指導を行っております。
“玄関や廊下の段差解消や手すり、ベッドの高さ、杖や歩行器、畑などの不整地での歩き方の提案、自宅環境で出来る自主トレーニング（体操・ストレッチ・散歩コース）”など、実際のご自宅での動きを評価させていただき、ご家族様や担当ケアマネジャー様にご提案いたします

利用者様がその人らしい生活を送れるようご本人・ご家族と相談しながら、ケアマネジャーが介護保険サービスや制度や公的機関などの社会資源の調整を行い、最適な「居宅介護サービス計画書（ケアプラン）」を作成します。